蚊帳(かや)について
蚊帳といえば、寝ている最中に蚊に刺されないようにするために、物理的に蚊を避ける道具(家具?)ですよね。
昔からあるもので、あのとなりのトトロでも使われていて、なんだか良き昔の夏を彷彿とさせられます。
風流ですしね。
今は蚊帳を使っている家庭も少ないかもしれません。
私の知り合いの田舎は涼しいので夏でもエアコンいらずで、窓を開けて寝ています(防犯上あまり良くないかもしれませんが…!)しかしながらやっぱり蚊が多いので、今年も蚊帳を張って寝ているとのことでした。
風の通りがいい昔ながらの家なので、コンセントに差し込んで蚊避けの薬を焚くタイプの蚊避けが効かないそうです。
コンセントに差し込んで蚊避けの薬だとか蚊取り線香だとか、一晩中焚いて寝るのは安心ですが、結構喉が痛くなったり体調が悪くなったりする人もいます。
ハウスダスト症候群の人にはもちろん良くないですよね。
薬剤散布なわけなので…。
なので、古いといわれてもやはり蚊帳は使えます!
無添加住宅の蚊対策に有効だと思います。
(おしゃれなところで、天蓋風の蚊帳なんてのもあります!お姫様のベッドみたいで人気だったりするんですが、まあ、独身女性だけですよね^^;)
熱帯地方の中で猛威を振るっているマラリアは蚊を媒介として人から人へと感染します。
マラリアは命をも落とす病気です。
そんな中、日本発祥の蚊帳は寝るときや赤ちゃんのいる家庭に大活躍をしているそうです。
日本も温暖化の影響で亜熱帯化しているそうですし、このまま気温が上昇傾向であれば熱帯で流行しているこのマラリアも発生してくるかもしれません。
そうなってくると、体にやさしいこの蚊帳を多くの人が使う時代がまた来るかもしれませんね。