薪ストーブ

このたび、知り合いが改築した住宅におじゃましてきました。
そこのお宅では、以前の古い住宅に使われていた真っ黒になった梁をうまく再利用し古民家”風”にしたて、和風モダンな住宅になっていました。
以前のこの住宅を知っている私は、改築というより新築という印象を持ったのですが、土台に使った石や上記の梁を再利用することにより、”改築”というくくりだそうでした。

この家の魅力は、外見も内面も和風モダンなデザインなところなのですが、玄関の土間ににどしんと鎮座している薪ストーブ。
客として行った私も、玄関を通され、大きな土間の薪ストーブの前でお茶を飲みました。

家主はもともと「電気が止まったとしてもなんとか生活できるようにしたい」とおっしゃっていて、ソーラー発電の導入なども考えていたそうです。しかしながらここのお宅はりんご農家をやっていて、毎年出るりんごの枝などが有効活用できないかと考え薪ストーブを導入したとのことでした。
薪ストーブの燃料としてりんごの木は最高の素材だそうです。
細い枝は燃料として使えないけれど太い枝を切ることも多いし、知り合いの木工会社やお世話になっているという薪ストーブの専門店からも買うこともできます。
なんともうらやましい環境ですよね。

そもそも薪ストーブは、市街地では近隣に迷惑だし、家と家が離れた田舎でなければ使えません。
そういう条件にあったというだけでも本当にうらやましいと思いました。
田舎は田舎でいろいろな苦労はあるのだと思いますが、楽しそうに話している家主を見ると本当にそう思います。

住宅自体も無添加住宅に近いものだと分かりました。
安くしようと思えばいくらでも安くなったかもしれません。壁ひとつとっても断熱材や壁紙にこだわりが感じられました。

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無添加住宅で暮らしてみたいと思いませんか?
無添加住宅を初めて知ったときは疑ってました(笑)。自然素材と天然素材で家を造るという工務店は多いですから、同類だろう思っていましたし、仕事柄勘ぐっていたかも知れません。何事も自分の目で確かめる質ですから無添加住宅についても直接調べました。家は最終的に好みの問題もあるとは思いますが、私の場合は秋田社長の「家」へのこだわり、「住」へのこだわりに共感したという面も大きかったですね。