‘家具’ カテゴリーのアーカイブ

和室の畳

2013/12/31

やっぱり畳は気持ちいい。
畳のある空間って、なんだか安らぎますよね。日本の住宅とは切っても切れないこの畳。下から冷えてくるということもなく断熱性に優れ、昔から愛されてきました。
多くの家庭に使われている畳。
しかしながら、この畳にも危険な薬剤を使われた畳というものもあります。

畳の構造を分けると、「畳床」、「畳表」、「畳緑」と三つに分けることができます。
「畳表」は、畳の原料としてよく知れている、い草で主にできていて、畳の表面に使われています。
「畳床」は主に藁で作られています。畳の多くを占めています。い草でできた表面の下に使われます。
「畳縁」は畳の”縁(へり)”のことで、畳を補強するために布を縫い付けています。

見てわかるし想像してもわかりますが、畳は自然素材を使っています。それが畳のいいところなのですが、自然素材の一番の敵はやはり虫です。

一番気をつけるのは「畳床」で、ここには防虫処理を施すよう義務付けられています。
つまり、防虫剤を使うということです。防虫剤にもいろいろあり、危険なものや比較的安全なものなどあります。ものによっては藁ではない素材を使うこともあります。
無添加の住宅を目指すとしたらここもチェックする項目のひとつだと思います。

さらに「畳表」ですが、日本に出回っているい草のほとんどは中国産だそうです。
もちろん生えているときに虫がつかないよう、防虫剤が使われます。中国産は国産のい草にくらべ色も劣るので着色料で着色もされます。
また、防虫剤も使われずダニやカビの発生も抑えられる、ポリプロピレンでできているものや和紙でできているものなどもあるようです。
こういうところもチェックする項目のひとつですね。

自然素材だからと安心しがちな畳ですが、無添加の住宅としては気をつけなければならない建材のひとつでもあると思います。
新たな素材や製品も出てきているので、探してみるのもよいかもしれません。

無添加の木のおもちゃ

2013/10/31

無添加でできている木のおもちゃといえば”つみき(積み木)”ですが、”くみき(組み木)”というジャンルもおすすめです。

木を積むのがつみきであれば、くみきというのは木を組んで遊ぶおもちゃです。
こんなのです。http://item.rakuten.co.jp/auc-forest/201308071717/

形はいろいろあって、ひとつのパーツが全部”ねこ”の形で、それをバランスをとりながら組んで積み上げていくような遊びができたり、ひとつのパーツがいろいろの形だけれども組んでいくと大きなひとつの形になるというものもあります。
積むだけではなく、組んでいくので、重心を考えながらまた感じながら、組んでいくという楽しさがありますし、形もいろいろあって飾っておくだけでも楽しいのです。おとなの人にもおすすめです。

最近私は、アートを子供に教えている先生とお話したのですが、その先生が気に入っているということで、いろいろ教えてくださいました。
組み木作家の有名な人の本を見せてくださったりして、自作での作り方なども楽しそうでした。
組み木作家 小黒さんのページ http://www.u-plan.jp/
そのアートの先生は電動糸鋸もお持ちになっていて、いつでも作れる環境にありうらやましかったです。
(いつの間にか私も作りたくなってしまいました・・・!笑)

色を塗ってあるものもありますが、塗っていないものも多く、またほぼ接着剤など使わずつくられていますので本当に無添加を実感できます。
木のおもちゃはほっこりしますね。

あまり量産されていないものなので価格は少々高くなってしまいますが、赤ちゃんや小さなお子さんへのプレゼントなどには最適ですね!

我が家で今年大活躍の”湯たんぽ”

2013/02/27

もう2月も終わりに近いですまが、今年は寒い日が多いですね。

暖かい日が来ると春も近いかな~そろそろ花粉の季節かな~、なんて思いましたがここにきてシーズン1番くらい気温が低い日が続きましたね。

でも人間ってすごいです。
2月にもなると体が慣れているせいか、12月程寒さを感じないんですよね。寒いことは寒いのですが。

とはいえ、暖房器具は必須です。
いきなりですが、今シーズンうちの暖房器具のMVPはなんと”湯たんぽ”でした。
以前寝るときには、電気敷布を使っていました。電気あんかを使っていたこともあります。

でも、今年から湯たんぽを使い始め、お湯を入れるという面倒な作業がありながら電気敷布に戻ることができませんでした。

なぜでしょうか!

湯たんぽのメリットとしてはお湯さえあればコードとか無くても使えるところ。
デメリットとしては朝方には温度が低くなってくるところでしょうか。

ですが、このデメリットは実はメリットでもあるそうです。

人間の身体は朝方になってくると体温が下がってくるそうです。そうすることによってより深い眠りにつけるそうです。電気敷布や電気あんかは温度が一定(もしくはタイマーでオフ)ですから、朝型には暑く感じてしまうそうなんです。
湯たんぽは段々ぬるくなってきますから、ちょうどよいらしいです。

それに、乾燥しづらいです。
電気敷布や電気あんかはやっぱり足元が乾燥しがちです。
が、湯たんぽは乾燥しません。なぜなら段々温度が下がっていくからです。

確かに毎日お湯を沸かして寝る準備をするのは面倒ですが、私は暖かくなるまで湯たんぽを手放さないでしょう。
お湯を沸かすのにはエネルギーが必要ですが、それ以上の燃料代は使いません。
空気を汚さず電磁波なども気にならないクリーンな湯たんぽ、みなさんにもぜひお勧めです。

薪ストーブ

2012/12/26

このたび、知り合いが改築した住宅におじゃましてきました。
そこのお宅では、以前の古い住宅に使われていた真っ黒になった梁をうまく再利用し古民家”風”にしたて、和風モダンな住宅になっていました。
以前のこの住宅を知っている私は、改築というより新築という印象を持ったのですが、土台に使った石や上記の梁を再利用することにより、”改築”というくくりだそうでした。

この家の魅力は、外見も内面も和風モダンなデザインなところなのですが、玄関の土間ににどしんと鎮座している薪ストーブ。
客として行った私も、玄関を通され、大きな土間の薪ストーブの前でお茶を飲みました。

家主はもともと「電気が止まったとしてもなんとか生活できるようにしたい」とおっしゃっていて、ソーラー発電の導入なども考えていたそうです。しかしながらここのお宅はりんご農家をやっていて、毎年出るりんごの枝などが有効活用できないかと考え薪ストーブを導入したとのことでした。
薪ストーブの燃料としてりんごの木は最高の素材だそうです。
細い枝は燃料として使えないけれど太い枝を切ることも多いし、知り合いの木工会社やお世話になっているという薪ストーブの専門店からも買うこともできます。
なんともうらやましい環境ですよね。

そもそも薪ストーブは、市街地では近隣に迷惑だし、家と家が離れた田舎でなければ使えません。
そういう条件にあったというだけでも本当にうらやましいと思いました。
田舎は田舎でいろいろな苦労はあるのだと思いますが、楽しそうに話している家主を見ると本当にそう思います。

住宅自体も無添加住宅に近いものだと分かりました。
安くしようと思えばいくらでも安くなったかもしれません。壁ひとつとっても断熱材や壁紙にこだわりが感じられました。

重曹を使おう

2012/11/21

重曹をご存知ですか?名前くらいは誰でも知っていると思います。
炭酸水素ナトリウムのことで、ベーキングパウダーの主成分でもあります。

重曹は環境にも優しく食べることができるものであるから、ナチュラル志向の人にも好まれ使われています。
料理ではベーキングパウダー(ふくらし粉)としてパンやお菓子、お饅頭を膨らますのに使われますし、スーパーで食用として「タンサン」などという名称で売られていて、山菜などのあく抜きなどにも使われます。

お掃除にもよく使われます。
重曹は弱アルカリ性です。
ですので、掃除に効果を発揮するのには酸性であるキッチン汚れのひとつの油汚れです。酸性汚れを中和します。
例えば換気扇やキッチン・コンロ周りに使えそうです。
使い方は重曹を溶かしてスプレーするとか、五徳などは熱湯に重曹を溶かして一緒に煮ると良いです。
(しかしながら、アルミ素材は変色する恐れがあるので使わないほうがいいかも…鍋などを磨くときには、一度目立たないところで磨いてみて確認したほうがいいかもしれません。)

消臭にも効果があります。
生ごみのにおいや油のにおいに効果があるので、ごみに振り掛けると消臭効果があります。
また、靴のにおいにも!!
これからの季節、女性が密かに気になるブーツなどにも使えますよね。
(ただし、い草や無垢フローリングに使う場合、変色することがあるのでこういった素材に使うことは避けた方が良いです)

掃除や消臭用途に使われる重曹は、ドラッグストアなどで割と大袋に入って安価で売っています。
たくさん使えますね!
重曹は食品添加物として扱われます。しかしながら、シックハウス症候群などであまり洗剤を使いたくない人にはとても重宝されています。

12月の末になって急いで大掃除をはじめるのではなくて、今からゆっくりと細かいところまでお掃除ができるといいですね。
重曹は肌にも優しいですし、お子さんと一緒にお掃除するときにも安心ですね。
毎日のお掃除も楽しくできると生活も楽しいかと思います!

虫…

2012/10/31

みなさんは虫は好きですか?
苦手という人が多いでしょうね。自分は虫の種類によって、好きだったり嫌いだったりします。
蝶やカブトムシとかクワガタムシとかとんぼとか、大丈夫。触れます。
青虫とか嫌いだけどつまめるし蚊も叩けるし、他にも爬虫類とかも好きですね!(虫じゃないですね)一般的な人より触れると思いますよ。

しかし!ダメなのは、刺す虫と臭い虫と毒虫、さらに生理的にダメな虫です。
特に!
蜂、毛虫、カメムシ、ムカデ、ゴキブリです。ムカデ最悪です。部屋の壁を這ってたらもう、半分パニックになりますよ(笑)あれは刺すし、生理的にもダメ。想像しただけでも鳥肌ものです。
これらの虫は一般的に害虫と呼ばれますよね。
やー、部屋に入ってきて欲しくないですね。

でも、知っていました?
日本の寒い地域にはこれらの虫が少ないことが多いのです。
蜂や毛虫は普通にいるけど、ムカデは越冬できなくて大きくならないし、ゴキブリも少ない。
(逆に、南の暖かい地域に泊まったときに、カーテンの影で越冬してるカメムシや普通にいるゴキブリにびっくりしました。関東よりも出会う頻度が高いです。さらに暖かいところに住んでいた友人のムカデのエピソードに恐怖しました…)

虫が多い場所に住んでいる人はどうしているのでしょうか?我慢しているのか?
やはり対策をしているようです。
殺虫剤などを使う場合もよくあるのですが、常時使うわけにいかないしやはり体によくないので控えている人もいます。
そんな人のおうちには「虫返し」や「ムカデ返し」なるものを住宅にとりつけている人もいます。
壁伝いに登ってこようとする蟻やムカデなどの虫を、こう…くるっと(笑)
無添加住宅の虫対策は課題になっていることもあるので使えそうです!

しかしながら、進入経路はそういうところではなく床からの配線経路だとか配水管の隙間からなどということも多いです。住宅を建てる際に虫の入ってきそうな隙間に特に注意してもらうようにした方がいいでしょうね。

接着剤について

2012/08/31

無添加住宅や無添加家具で重要なもの…防虫・着色料、そして接着剤です。
自然由来の接着剤ときいて一番に思いつくものといえば…私は”お米”でした。
炊いたお米をつぶして糊にするということを、昔聞いたことがあるからです。

実際に、無添加住宅・無添加家具を作っているところで使っているところもあるようです。私たちが食べるお米を粉にし煮詰め、糊とします。水には弱いですがそういう危険がなければ数百年ももつそうで、観音像や大仏にも使われているとのことでした。
ただし、くっつくまでに時間がかかるので、米でつくった米のりだけで使うことは少ないようです。

他にも、自然由来の接着剤といえば”にかわ”ですよね。多くの人が知っているかと思います。
にかわとは、動物の皮や骨を煮込んで抽出したゼラチン質の物質を乾燥させたものです。
よく、骨付き鶏肉を煮込み少し冷ますとうっすらと膜ができる、アレです。コラーゲンです。
(ちなみに、漢字で書くと膠と書く”にかわ”。由来は”煮皮”からきているそうです)
にかわはよく使われている反面、デメリットもあるようです。ひとつは高温になる場所で使えない。扱いが難しい。そして加熱した際の匂いがキツい…。
にかわの扱いについては、でこぼこの面と面を合わせるというのが大きな特徴で、さらに加熱すると解け冷えると固まるため、冷えないように作業をするという感じになるようです。

天然由来の接着剤については、やはり扱いなどがネックになるのでしょうか。
しかしながら、ホルムアルデヒドを出さないだとか、やはり無添加住宅・無添加家具にこだわりがある人にはやはり大事な接着剤です。にかわにいたっては、高級な家具や楽器には今も現役です。

草木染めについて

2012/08/30

草木染めについて興味があります。

なぜならば、”天然素材の着色方法”だからです。
つまり、合成着色料が無添加の着色方法なのです。

私は、子供の頃に草木染め体験でハンカチを染めたことがあります。
よくある、木綿のハンカチを糸で絞って、植物から抽出した液に染めて広げると、ハンカチが幾何学模様になって不思議なんですよね。
子供の頃は、自分の手に残るものを作るのが好きでしたから、その体験は楽しかったのを覚えています。
しかしながら、色が地味だしなんだかお年寄りの使うような雰囲気でしたから、あまり使いませんでした。
よく考えてみれば、子供も大人もできる体験教室だったので、大人向けだったのかもしれません。

大人になった今、再度草木染めについて興味が沸いてきました。
草木染めは、ハンカチを染めるだけのものではないんだということも最近知りました。
趣味で簡単に染めるのならば、ハンカチなどの布。それから手芸に使う毛糸やヘンプ(麻)のひも。
ウールなどの素材は染めるまでにはいろいろ下処理をしなければならないのですが、ヘンプや綿などは割と簡単らしい。

夏用の毛糸を草木染めで染めてベストなんか作ったら、すごく自然な感じがすると思う。

ユニセックスな感じに仕上がるヘンプのブレスレットは、若い子向けで草木染め体験をしてもおもしろいかもしれない。ヘンプの糸をまず草木染めしてから編み上げるわけですが、モノを作るのが好きな人は、色を付ける所からやった方が絶対愛着が沸くだろうし。

草木染めの色の原料となる植物はなんでもいいらしい。
ですが、思った色になるかは別だし、煮出してみると思いもしない色ができることもあるみたいですね。
そういえば、ちょっと前に高血圧にいいって言われて煮出したたまねぎの皮。結構キレイなオレンジ色の液ができるのですが、飲んでもいいしやっぱり草木染めにも最適らしいです。

調べれば奥が深いですね。

蚊帳(かや)について

2012/08/27

蚊帳といえば、寝ている最中に蚊に刺されないようにするために、物理的に蚊を避ける道具(家具?)ですよね。
昔からあるもので、あのとなりのトトロでも使われていて、なんだか良き昔の夏を彷彿とさせられます。
風流ですしね。

今は蚊帳を使っている家庭も少ないかもしれません。
私の知り合いの田舎は涼しいので夏でもエアコンいらずで、窓を開けて寝ています(防犯上あまり良くないかもしれませんが…!)しかしながらやっぱり蚊が多いので、今年も蚊帳を張って寝ているとのことでした。
風の通りがいい昔ながらの家なので、コンセントに差し込んで蚊避けの薬を焚くタイプの蚊避けが効かないそうです。

コンセントに差し込んで蚊避けの薬だとか蚊取り線香だとか、一晩中焚いて寝るのは安心ですが、結構喉が痛くなったり体調が悪くなったりする人もいます。
ハウスダスト症候群の人にはもちろん良くないですよね。
薬剤散布なわけなので…。

なので、古いといわれてもやはり蚊帳は使えます!
無添加住宅の蚊対策に有効だと思います。

(おしゃれなところで、天蓋風の蚊帳なんてのもあります!お姫様のベッドみたいで人気だったりするんですが、まあ、独身女性だけですよね^^;)

熱帯地方の中で猛威を振るっているマラリアは蚊を媒介として人から人へと感染します。
マラリアは命をも落とす病気です。
そんな中、日本発祥の蚊帳は寝るときや赤ちゃんのいる家庭に大活躍をしているそうです。

日本も温暖化の影響で亜熱帯化しているそうですし、このまま気温が上昇傾向であれば熱帯で流行しているこのマラリアも発生してくるかもしれません。
そうなってくると、体にやさしいこの蚊帳を多くの人が使う時代がまた来るかもしれませんね。

芳香剤について

2012/07/14

シックハウス症候群の原因のひとつとして挙げられている”芳香剤”。CMでもたくさんやっているし、特に化学物質とかに弱くない人には問題のないものですが、避けている人も多いようです。

かくいう私も、”香り”というのは好きなのですが、芳香剤はダメですね。
特に車の芳香剤やトイレの芳香剤が…
車やトイレは狭いから芳香剤が、こう…キツく感じるからなのでしょうか?
一時期、ほかの人が車に乗ることを考え、芳香剤を考えたのですが、未だに自分が使えるものに出会ったことがありません。

アロマオイルの香りは好きです。
ただしCMでやってる柔軟材の”アロマの香り”はなんだかダメなんですよね。
作られた匂い成分だからでしょうか。
また、一概にアロマオイルと言ってもダメなものもあったりします。(高いアロマオイルは大丈夫、な傾向にあります!しかしながら…高いからなかなか数買えないんですよねえ…)

市販の芳香剤が苦手なので、手持ちの気に入っているアロマオイルを使って、消臭と芳香を考えた手作りの芳香剤を作っています。
芳香成分にはアロマオイルを使い、消臭成分には重曹を使います。
重曹はいい香りを吸収しないので、とっても使えるのです。
(余談ですが…マツタケの香りは、海外では”臭い”匂いとされているそうです。日本では逆にいい香りとされていますよね。重曹の判断は…どうなんでしょうかね!といっても、マツタケの香りは部屋に充満するような強いものではありませんので、あっという間に自然に消えていってしまうんですけどね)

他にも、ヒノキの香りはいい香りがしますよね。
“ヒノキの香り”の香料を使うのではなく、本物のヒノキは端材を置いておいてもいい香りがしますよね。
ヒノキでなくても、木の香りは大好きです。
無垢の床の”タイル”なんていうのも売っていますから、木の香りでリフレッシュしたい方には、そういうものも使ってみると良いかもしれません。

アンティーク家具・古家具

2012/06/21

古いおうちにある古い家具…
お母さんやおばあちゃんが嫁に来たときに、花嫁道具としてもってきて、今までずっと家にある家具…
今、そんな古い家具が注目されているそうです。

かっこよく言うと、アンティーク家具。
アンティーク家具っていうと西洋だとか外国の家具という感じ。
実際そうだったりするし、今でもアンティーク家具は人気です。

日本の古い家具は、アンティーク家具とはちょっと分類は違うのだけど、言葉自体はほとんど同じですよね?

ここでは同じように考えてみます。

古家具・アンティーク家具の魅力はなんでしょうか?

・同じ無垢の木を使っていても現代の家具より良質な材料を使用していることが多い。
・装飾、彫刻やデザインに凝っている。現代の家具とは手間のかけかたが違う。
・年月がたつほど、その味わいが増す(手油や汚れにを乾拭きすることで付く古艶が魅力を増す)
・補修ができる、それは構造や材質が補修ができるように作られている為、一生使える。
・その割には安い。現在、同じ材料で同じデザインのものを作ったらとてもその価格ではできないだろうと思うものも。

そして、科学物質が少ないことが多いという点も大きなメリットとなると思います。

昔の家具は、接着剤に頼らず、構造や材質などに大きなこだわりがあったり、接着剤を使っていたとしてもやさしいものを使っていることも多いです。また、有害物質が長い年月により抜けきっていることも多いでしょう。
ある意味無添加家具ですね。
(手直しする際に有害物質の接着剤や艶出しなどを使ってしまうと、意味無いのですが^^;)

昔の人が大事に使ってきた家具は、これからも大事に使えば10年、20年と更に長く使えることでしょう。
いいものは大事にずっと付き合っていけたら、素敵ですよね。

無添加の木のおもちゃ

2012/06/08

無添加の住宅にはやはり木のおもちゃがよく似合うと思います。
ほっこりとしたおもちゃは子供たちも安心して遊べるし、大人から見てもなんだか暖かい気持ちになれますね。

とはいえ、木のおもちゃにも無添加だったりそうじゃないものもあったりするのでしょうか。

というのも、結構カラフルな塗装をしてあるおもちゃもあるし、くっついている部分に使っている接着剤も気になります。値段も高いのから安いのもあるし、輸入のおもちゃだったら防虫剤も気になるかも…

おもちゃだからといって、ちいさい子供は口に入れることもあるし、普通に心配です。

探してみたら、健康を害する塗料や着色剤など不使用、防腐剤・防カビ剤不使用の無添加おもちゃのメーカーがありました。
木の知育玩具のプラントイジャパン(株)さんです。
この会社は樹液が採取できなくなった「ゴムの木」を利用した木のおもちゃだそうです。
カラフルな塗装がしてあるものもありますが…、健康を害する塗料じゃないとのこと。(子供はカラフルなのが好きですしね)
プラントイの製品はヨーロッパの安全基準である【EN-71】に適合し、アメリカの安全基準である【ASTM】もクリアしています。日本への輸入時には、食品検査の試験で毒性をチェックされているとのことです。
日本ではあまりまだ知名度はないけれど、エコで安全な製品はこれから注目されていくでしょうね。

プラントイさんのおもちゃ専門店もありますので、是非参考にしてみてください。(木のおもちゃアンダンテ

プレゼントにもよさそう!
その辺のお店でなかなか手に入らないものなので、喜ばれると思います。

贈るなら喜ばれるおもちゃがいいですよね。おもちゃ以外でもそうですが、子供には安心できるものをあげたいですね。

無添加粘土

2012/06/04

子供たちの大好きな遊びに、粘土遊びがあります。
好きな形を作ることで想像力を養えるし、手先を使うのでいいですよね。
器用になる!というのもあるのですが、子供の頃に手先をよく使うことで、頭の働きも良くなるのだとか。
何より多くの子供たちが粘土遊びが大好き!どうしてでしょうね~?

さて、無添加の粘土ですが、思いつくのがそう、”こむぎねんど”です。
こむぎ粘土は小麦粉、水、食塩を原料に作られているので、誤って食べてしまっても大丈夫、とのこと。
本当なんでしょうかね~。
自分は市販のものは実際には食べたことがありません。
ですが、この前、”手作りのこむぎねんど”をクッキーのように焼いて食べてみました!

手作りのこむぎねんどとは…
小麦粉(薄力粉でも強力粉でも…中力粉でも!)と、塩と少量のサラダ油をこねて作ります。
いろいろな色が欲しい人はここで食紅も混ぜますが、無添加ってことで素材の色で作ってみました。
こねこね…キレイな手でこねこね。
食べる用の手作りこむぎ粘土は少量横にとっておいて、しばしの時間、食べない用のこむぎ粘土で遊びます。
タイミングを見計らって、手をキレイにし、食べる用のこむぎねんどをこねこね、成型し、オーブンで焼きます。
茹でればうどんにもなります!(うどんにするなら中力粉がいいかな)

食育…になるかは分からないけれど、親子で楽しめるこむぎ粘土です。
してそのお味は…!
砂糖が入っていないからなんだかあまり美味しくなかったけれど(笑)不思議な感じでした。
だって粘土遊びの延長で作ったものが食べられるんですもの!

このこむぎ粘土ですが、保存料が入っていないので冷蔵庫で保存し、使えるのは大体1週間くらいかな?
そこはやっぱり食品。
あまり置いておくと腐るそうです。
気をつけてくださいね。

無添加寝具

2012/05/28

家具の中でも寝具はとても大事。
だって1日8時間寝る人は、1日の1/3を寝具とともに過ごしていることになるからです。
だからやっぱり寝具にはこだわりたいですよね…!

○下からいきましょう。まずベッド。
無添加のベッドというのは、素材はやっぱり木がいいですね。
塩素や漂白剤、糊やツヤ出しに化学薬品を使っていないものでしょうか。あと殺虫剤もですね。当然着色料も。まあ着色するとしたら自然のものを使うといった感じでしょうか。
なかなかしぼられてきそうですね。
殺虫剤を使われていないと、木材を輸入するのも大変でしょうね。なので日本製(海外の木でも可能なことは可能だと思うけど、コストが上がりますのでやりたがらないと思います)。

なんだかほっこりとした雰囲気のベッドができそうです。

○マットレス
無添加のマットレスって…あまり見かけないですね。
マットレスの中身はコイルだったりするので、あまり問題にならないのでしょうか…。
自分は金属はちょっと苦手なので、厚めの敷布団を利用しています。無添加の敷布団です。
ただし、腰の悪い人とかいろいろな方がいると思うのでこの辺は自分にあう固さを優先したほうがいいかもしれません。

○マットレスカバー・シーツ・ガーゼケット・掛け布団カバー等
これらは結構売りがありますね。直接肌に触れるものだから、需要があるのでしょうか。
綿製品のものだと、仕上げ剤が無添加のものはオフホワイトのみになります。色をつけるとしたら草木染などでしょうか。キレイな色は化学製品ですよね。

○掛け布団
羽毛布団が好きな人、苦手な人いますよね。私は…実はちょこっと苦手です。
私は昔ながらの綿のお布団が好きです。

無添加のお布団について…
無添加だからといって、全てがいいというわけではありません。木綿や羊毛・羽毛のお布団は寝心地はいいけれどダニが発生しやすかったりします。ダニを防止するシーツなんかもあったりしますが、化繊だったりします。ハウスダストアレルギーの人は、自然素材にこだわるよりも、化繊に頼るという選択肢もいいと思います。

毎日使うタオル

2012/04/27

無添加のタオルが売っているのを見ました。

え、無添加?!と思った。
何がって、普通のタオルって無添加じゃないんだ?って思ったからです。

でもよくよく考えてみると、タオルってカラフルなものとかよく売ってますよね。
カラフルってことは着色料を使っているということです。
というか考えてみると、綿って白色ではないので、キレイな白いタオルはきっと漂白されているに違いないし、蛍光剤も使われているんでしょうね。
調べてみると他にも、柔軟剤、吸水剤、抗菌剤が使われていることが多いようですよ。

タオルに限らずそうだけど、布製品など基本は使う前に一度は洗いますよね。
だから大丈夫だと思っていたのですが、抗菌剤なんかは洗ってもしばらくもちますと書いてあるものもあるし、案外すぐには落ちきれないんだろうと思う。
それに色付きの布って使っているうちに色落ちしてくるし、色落ちするってことはどっかで着色料が落ちているってことなんですよね。

カラダにやさしいものを、と選んでいると知らず知らずのうちに”オーガニックコットン”だとかそういったものの寝具などを使っていたので、タオルの無添加には思いもよらなかったなあ。
(うちで使っているタオルを調べたら、多分無添加だった。タグとかももう付いてないから微妙に分かんないんですけどね^^;)

それと忘れてはいけないのがそのタオルを洗濯するときの洗剤や柔軟材。
せっかく無添加のタオルなんだから、漂白剤や蛍光剤のないものの使用ですよね。
柔軟材ね~。柔軟材使うと確かにやわらかくなるんですけどね。
タオルって柔軟材を使わないと結構ごわごわになってきてしまいますが、それがいやだったら綿のガーゼタイプの物を使用するといいでしょうね。あれは使うごとに結構馴染んでやわらかくなってくる感じがします。
オススメです。

家具を選ぶ

2012/04/05

無添加住宅ですし、やはり家具も無添加を選びたいですよね。
シックハウス症候群の方などは家具にも気をつけたいところです。
無添加の家具ということで何が無添加かというと、薬剤・化学物質を不使用という感じです。無添加住宅と大体同じですね。

シックハウス症候群で代表的な化学物質といえば、接着剤や塗料に多く含まれているホルムアルデヒドです。

他にも、揮発性有機化合物などが日光の光によって揮発し、シックハウス症候群を引き起こす可能性があります。

無添加ではない普通の家具については、木製でも結構薬剤や化学物質が使われているものが多いです。
また、加工される前の木に対して殺虫剤が使われます。接着には化学物質の接着剤が多く使われます。塗料もニスだとか色をつけたりだとかで化学物質が多く使われることになります。

ですので、無添加の家具を選ぶ際にはこういう薬品・化学物質を使っていないかの確認や、”無添加家具”と謳っているメーカーさんのものを選ぶといいですね。

無添加家具のメーカーさんでは、接着剤や塗料に天然素材のものを使用します。

殺虫剤の代わりに蒸気で殺菌したりします。また使用する木自体、虫がよりつきづらい木を使用したり工夫することになります。

また、塗料も限度があり、キレイな発色のものというのはなかなかできないと思います。
でも、それもひとつの”味”として楽しむのも良いと思います。

住宅建築についてはホルムアルデヒド(薬剤によく使われている科学物質)の規制がありますが、家具においてはそういった規制がありません。
ですので、住宅よりも家具の方が薬剤・化学物質をよく使われているというケースも多いそうです。
せっかく住宅建築を無添加でこだわって作っているので、家具も無添加の家具を使いませんか?
または木材を買ってきて、日曜大工で自分で作れるものは作ってみるのもおもしろいかもしれません!

無添加住宅で暮らしてみたいと思いませんか?
無添加住宅を初めて知ったときは疑ってました(笑)。自然素材と天然素材で家を造るという工務店は多いですから、同類だろう思っていましたし、仕事柄勘ぐっていたかも知れません。何事も自分の目で確かめる質ですから無添加住宅についても直接調べました。家は最終的に好みの問題もあるとは思いますが、私の場合は秋田社長の「家」へのこだわり、「住」へのこだわりに共感したという面も大きかったですね。