柔軟材は、無添加にできるのか

皮膚炎やアトピーの方やご家族にいる方は、洗濯にせっけんを使われていることでしょう。
せっけんでせんたくするとふんわりとするし、やっぱり肌にやさしい。それに汚れ落ちもいい。合成洗剤のように蛍光剤が入っていないからシャツが真っ白!というワケにはいかないけれど、別に蛍光剤はいらない、です。

そしてせっけんと一緒によく使われているのがクエン酸の柔軟材。
せっけんはアルカリ性でクエン酸は酸性。
せっけんで洗った洗濯物をどんなにていねいにすすぎをしても、せっけん成分は残ってしまいます。
そこで、すすぎの時に酸性のクエン酸を使えば中和され、よりふんわりとします。

せっけんで洗濯するとこれからの季節、あの生乾きのにおいがしたりしますが、このクエン酸に、殺菌成分のあるアロマオイルを入れたりすると、嫌なにおいも防げとってもよいとのことです。

しかしながら。
アルカリ性のせっけん成分は中和されると脂肪酸になる(戻ってしまう)ようです。
脂肪酸が洗濯物についてしまうということ…まあ少量なのですが、つまり余計な脂が残ってしまうんですね。
ですので、必ずしも「せっけん+クエン酸」が絶対正義!というわけではありません。

他に良さそうなのは、すすぎを熱湯で行う煮すすぎ…なのかもしれませんが、衣服に負担をかけることも多いと思います。それになかなかできませんよね^^;

そういえば最近「無添加柔軟材」というものが売られるようになりました。
柔軟材に無添加…?と思ったのだけど、着色料が無添加ってことらしかったです。
それ以外は他の柔軟材と変わらないのかな…。
まぁ、添加物は少ないに越したことはないのかもしれませんが…。

生活することにおいて、においだとか使用感だとか利便性だとか。
結局は、どこで妥協するかってことですよね。
どこに重点を置くかによって、同じ無添加でも選択肢が変わってくると思います。

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無添加住宅で暮らしてみたいと思いませんか?
無添加住宅を初めて知ったときは疑ってました(笑)。自然素材と天然素材で家を造るという工務店は多いですから、同類だろう思っていましたし、仕事柄勘ぐっていたかも知れません。何事も自分の目で確かめる質ですから無添加住宅についても直接調べました。家は最終的に好みの問題もあるとは思いますが、私の場合は秋田社長の「家」へのこだわり、「住」へのこだわりに共感したという面も大きかったですね。