中華料理と添加物
食品界で添加物の代表格でもあるグルタミン酸ナトリウム。よく見るアレです”アミノ酸等”。
いろいろな食品に使われていることは何度か書きました。
グルタミン酸ナトリウムそのものも売っているのだけど、身近な調味料、例えば塩やしょうゆ、味噌などにも当たり前のように入っています。
自分で料理をする際には、”アミノ酸等”が入っていないものだけを使って料理をすればいいのだけど、外食をするとそんなことはわかりません。
お店によっては使っていないお店もあるでしょう。今は自然食がブームだったりするので、そういうお店は入っていないかもしれませんね。
このグルタミン酸ナトリウムが大量に使われていると言われているのが中華料理です。
普段、こういった”アミノ酸等”という表示のものを使わず調理している人が、リーズナブルな中華料理店の料理を食べると違和感を感じることがあるそうです。
また、昔には”中華料理店症候群”(チャイニーズ・シンドローム)というのがあったそうです。
これは、グルタミン酸ナトリウムをたくさん摂取したがために頭痛や体、舌などの痺れを感じるなどの症状を訴えるものだと言われています(しかしながら、科学的にはグルタミン酸ナトリウムが原因だったという証明はされていないようですが)
グルタミン酸ナトリウム無添加の中華料理はなかなか食べられないのが現状のようです。
(高級中華料理店にでも行けば違うかもしれないですけどね…?)
アメリカなどでは、No MSG(化学調味料またはグルタミン酸ナトリウム)というお店も多いようです。
ま、しかしながら日本料理でよく使われている”昆布だし”から出るうまみ成分はグルタミン酸ナトリウムなんだけど…。それを食料添加物としてたくさん入れるっていうのはいかがなものでしょうか?